デッドリフトは素晴らしい種目ですが、どんな効果があるかを自信をもって言える人は少ないのではないでしょうか？
そこで本記事ではデッドリフトの効果（特に女性にとって嬉しいもの）について、しっかりとまとめていきます。
頭でデッドリフトの効果を理解する事で、フォームを意識できるようになり、更に効果が高まるという事も期待できます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
Table of Contents
デッドリフトの効果！女性に嬉しい5選を紹介！
デッドリフトは素晴らしい効果が盛り沢山の種目であり、語りつくす事が難しいくらいなのです。
ここでは「女性にとって嬉しいデッドリフトの効果」という観点で、5つを紹介していきます。
背筋が鍛えられて姿勢が良くなる！
デッドリフトは脊柱起立筋群や広背筋と言った背中の筋肉を鍛える事が出来る種目です。
背中の筋肉を鍛えると、背筋がピンと伸び、猫背が治り、モデルのような綺麗な姿勢が手に入ります。
姿勢を綺麗にしてくれるのには、背中の筋肉が大きく関わっているからですね！
背中の筋肉が弱いと、まっすぐな姿勢を保つ事が出来ずに体が前にかがんでしまい、猫背や巻き肩といった見た目があまり良くない姿勢になってしまいます。
高齢者の背中が曲がって前かがみになるのも、背中の筋肉の衰えが原因です。
逆に美しいスタイルをキープしているモデルさんは背中の筋トレも怠りません。
デッドリフトで背中を鍛えて、美しい姿勢・プロポーションを手に入れましょう！
多くの筋肉を鍛えられて代謝がUP！
デッドリフトは全身の筋肉を連動させて使っていく種目です。
多くの筋肉を連動させて行う筋トレ種目を「コンパウンド種目」と言いますが、その中でもデッドリフトは特に使う筋肉が多いのです。
デッドリフトで全身の筋肉をしっかり鍛える事で、代謝がUPし太りにくく、痩せやすい身体になる事が出来ますよ！
お尻が引き締まる美尻効果！
デッドリフトでは大殿筋などのお尻の筋肉も鍛える事が出来ます。
よって、お尻が引き締まる美尻効果が期待できます。
お尻の筋肉が弱ってくると、お尻の重量を支える事が出来ずに垂れ下がってしまう。
これが「垂れ尻」の原因なのですが、デッドリフトでお尻を鍛える事で筋肉が強くなり、重量にも負けないで形がキープできる様になります。
土屋太鳳さん、青山テルマさんなど多くの有名人もデッドリフトでお尻を鍛えているんですよ！
また、何歳になっても筋肉を鍛える事は可能なので、既にお尻が垂れている人でもデッドリフトで若かりし頃の美尻を取り戻す事も出来ます。
デッドリフトでしっかりお尻を引き締めましょう！
お腹も引き締まる！
実はデッドリフトを行う事でお腹も引き締まるのです。
デッドリフトでは腹筋や体幹も鍛える事が出来ますし、バーベルを挙げる時に腹圧をかけるからですね。
また、前述したようにデッドリフトで代謝がUPする事で脂肪が燃焼されやすくなり、お腹のぜい肉も燃やされるというのも理由です。
実は単純な腹筋運動はそれほど時間効率が高い種目ではありません。
時間がかかる割に腹筋を鍛えて、お腹を板チョコの様に割るには遠回りなのです。
一方でデッドリフトなら全身をバランスよく鍛える事が出来ますし、代謝もUPするし、腹筋も鍛える事が出来る。
デッドリフトでお腹が引き締まるのは一石二鳥どころか三鳥、四鳥（もっとかもしれない）ですよね！
他の種目の効果もUP！
デッドリフトに取り組む事で他の筋トレの種目の効果も上がります。
デッドリフトでは体幹を含む全身を鍛える事ができ、他の種目において正しいフォームをとったり、適切な動作をする事を可能にするからです。
デッドリフトでは体幹も、背筋も、握力も、脚も鍛える事が出来ます。
筋トレにおいては正しいフォーム・動作が非常に重要ですが、最低限の筋力が無いとフォームが歪んでしまうのも事実です。
デッドリフトは非常に広い範囲の筋肉を効率的に鍛える事が出来ますので、他の種目で必要な筋肉もしっかり鍛える事が出来、結果として筋トレ全体の効果を底上げする事が可能なのです。
デッドリフトで効果がある筋肉は？
デッドリフトで効果がある筋肉の部位は非常に多いので、下記表にて整理してみました。
| 効果部位 | コメント |
| 僧帽筋 | メインで効果がある部位では無いですが、動作の終わりに肩をすくめる動作を加えるとしっかり鍛える事が可能です。 |
| 菱形筋 | 首の下の方にある筋肉。正しいフォームでデッドリフトを行うと菱形筋を鍛える事も可能です。 |
| 広背筋 | 広背筋の特に下部を鍛える事が可能です。 |
| 脊柱起立筋 | 脊柱起立筋はメインで刺激が入る部分の一つです。背骨をまっすぐに保つのを意識しないと痛めてしまうかも知れないので注意が必要です。 |
| 大殿筋 | 美尻と直結するお尻の筋肉。大殿筋もメインで刺激が入る部分の一つです。 |
| 腹横筋 | 腹部のインナーマッスルですが、ここにも刺激が入ります。 |
| 腹直筋 | シックスパックを作るお腹の筋肉です。メインで鍛えられる訳ではありませんが、正しく腹圧をかける事で鍛える事が出来ます。 |
| ハムストリングス | もも裏の筋肉であり、メインで刺激が入ります。 |
| 大腿四頭筋 | 太ももの前側の筋肉です。 |
デッドリフトの効果をUPさせる為のコツは？
デッドリフトの効果を更に高める為のコツについて説明していきます。
元々効果が高く、魅力的な種目ですが、更に素晴らしい効果を得る為にもぜひ試してみて下さい。
トレーニングの前半に行う。
デッドリフトは多くの筋肉を鍛える事が出来るとても効率が良い種目なのですが、その分エネルギーの消耗も激しいです。
よってデッドリフトの効果を最大化したいのであれば、出来ればウォーミングアップの直後の最初の種目に。
最低でもトレーニングの前半に行うようにしましょう。
エネルギーを使い、筋繊維が傷ついている消耗した状態でデッドリフトに臨んでも、デッドリフトをしっかり行う事は難しいでしょう。
結果として、デッドリフトの効果を十分に得る事が出来ない。
このような事態を避ける為にも、デッドリフトはトレーニングの前半に行う事を心がけましょう。
正しいフォームを意識する。
デッドリフトは正しいフォームで行いましょう。
これはデッドリフトに限ったことではありませんが、正しいフォームで行ってこそ最大の効果が得られるからです。
正しいフォームでデッドリフトを行わないと、本来の効果が得られないばかりか、腰を痛める原因になります。（腰以外も痛めます）
デッドリフトは正しいフォームで行う事を徹底しましょう。
トレーニングベルトとリストストラップ（パワーグリップ）を使う。
デッドリフトを行う時はトレーニングベルトとリストストラップ（それかパワーグリップ）を使いましょう。
これらの道具を使った方が安全性が高まり、トレーニングに集中できるため、得られる効果も高まるからです。
トレーニングベルトですが、これは腰に巻く事で腹圧を意識しやすくなり、正しいフォームをとりやすくなります。
デッドリフトは正しいフォームが出来ないと（特に高重量をあつかう場合は）、腰や太ももを痛めるリスクが高くなってしまいますので、トレーニングベルトは必須と言っても良いでしょう。
またリストストラップ（パワーグリップ）は、握力を補助してくれるアイテムです。
デッドリフトは数ある種目の中でも特に握力を酷使するので、これが無いとバーベルが持ち上がらなくなり、トレーニングどころではなくなってしまいます。
もちろん、リストストラップが無くてもデッドリフトを行えない事はないですが、あった方が高い効果を得る事が出来るのでなるべく用意したいところです。
この記事のまとめ。
デッドリフトの効果についてまとめて来ました。
デッドリフトには多くの効果がありますが、その中でも
- 背筋が鍛えられて姿勢が良くなる！
- 多くの筋肉を鍛えられて代謝がUP！
- お尻が引き締まる美尻効果！
- お腹も引き締まる！
- 他の種目の効果もUP！
の5点は女性にとってはかなり嬉しいものと言えるのではないでしょうか？
デッドリフトは様々な部位の筋肉に効果があり、主に
- 僧帽筋
- 菱形筋
- 広背筋下部
- 脊柱起立筋
- 大殿筋
- 腹横筋
- 腹直筋
- ハムストリングス
- 大腿四頭筋
などを鍛える事が出来ます。
たった一つの種目でこれだけの筋肉を鍛える事が出来るって凄いですよね。
デッドリフトは非常に効率が良い種目という訳です。
もちろん、デッドリフトは漫然の行っていれば効果が出るという訳ではありません。
- トレーニングの前半に行う。
- 正しいフォームを意識する。
- トレーニングベルトとリストストラップ（パワーグリップ）を使う。
というようなポイントを意識する事で、効果を高める事が出来ますので、ぜひ実践してみて下さい。
