スクワットはとてもキツイ種目で敬遠している人も多いかも知れませんね。
しかし、スクワットには素晴らしい効果が沢山あるのをご存知でしょうか?
ここではスクワットの効果について、特に女性に嬉しいという点から、8つの効果をピックアップして説明していきますね!
この記事をきっかけにスクワットに親しんで頂けたら幸いです。
Table of Contents
スクワットの効果!女性に嬉しい8選!
スクワットはとても魅力的な効果が沢山詰まっている素晴らしい種目です。
ここではスクワットの効果を特に「女性にとって嬉しい!」という観点から8つ紹介していきます。
基礎代謝が上がり痩せやすい身体になる。
スクワットは効果のある部位が非常に多い種目です。
また、効果がある筋肉も大きい筋肉が多いので、それらを鍛える事で代謝が上がり、太りにくく瘦せやすい身体になる事が出来ます。
スクワットは下半身をメインで鍛える種目ですが、人間の筋肉の7割は下半身に集まっています。
よってスクワットは筋肉が集まっている部分の、大きい筋肉を、いくつも同時に鍛える事が出来、非常に効率よく基礎代謝をUPさせる事が可能なのです。
お腹が引き締まる。
スクワットはお腹の筋肉も鍛えられ、引き締める事が出来ます。
お腹の筋肉である腹直筋や腹横筋は、スクワットでメインのターゲットではないものの、動作の中で腹圧をかけて体幹を安定させますので、しっかりと鍛える事が出来ます。
また、前述したようにスクワットは大きな筋肉を動かし、鍛えますので中長期的に見た時は瘦身効果があり、お腹周りの脂肪を削る事が可能。
脚を鍛えるというイメージが強いスクワットですが、腹筋も鍛える事が出来、お腹を引きしめる事が出来るのです。
美肌になる。
スクワットはかなり強度が高い種目ですので、しっかりと行う事で成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは髪や爪、肌を綺麗にしてくれますので、スクワットには美肌効果があると言えます。
姿勢の改善や筋力UPだけでなく、美肌までもたらしてくれるとは…!
スクワットの素晴らしさが伝わってきますよね!
ヒップアップする。
スクワットにはヒップアップ効果があります。
それはスクワットでメインで鍛えられる筋肉に大殿筋が含まれるからです。
お尻の筋肉が衰えると、張りがなくなり垂れ下がってしまいます。
しかし、お尻の筋肉を鍛える事で、張りを維持する事が出来、「垂れ尻」になるのを予防できます。
既にお尻が垂れてしまっていても、筋肉は何歳になっても鍛える事が出来ますから、遅くはありません。
お尻を鍛える種目はスクワット以外にも存在しますが、スクワットはその中でもトップクラスでヒップアップ効果が高い種目と言えるでしょう。
脚痩せする。
スクワットは大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋など下半身の筋肉をメインターゲットとして鍛える事が出来ます。
その為、脚の筋肉が鍛えられ、中長期的に見れば脂肪が削られ、脚痩せする事が出来ます。
もちろん、スクワットの重量やセット数を調整する事で、脚の筋肉を肥大化させる事も可能です。
その場合は脚瘦せするどころか、ごつくて太い足になります。
ただし、そのような「ごつい脚」にするには相当な努力と期間が、男性であっても必要です。
女性が普通にスクワットをしていれば、引き締まった脚になっても、筋肥大したごつい脚になる事はまずありませんので、安心して下さい。
姿勢が良くなる。
スクワットをしっかり行う事で姿勢も改善します。
スクワットでは脊柱起立筋や体幹など、姿勢を維持するのに必要不可欠な箇所を鍛える事が出来るからです。
また、脚を鍛える事で、正しく立ち、歩く事が出来るようになるのも関係しています。
冷えやむくみ、便秘が改善する。
スクワットは冷えやむくみ、便秘と言った特に女性が悩みやすい症状を改善する事が出来ます。
冷えやむくみについては、スクワットでは股関節を大きく動かすので、その周辺にある太い血管やリンパが刺激され、血行が良くなるから。
便秘については、インナーマッスルを刺激し、腸の活動を活発にしますし、排便しやすい体勢を支える筋肉を鍛える事が可能な種目だからです。
スクワットというと下半身の筋肉を鍛える種目というイメージが強いですが、冷えやむくみ、便秘といった悩みを解決する事にもつながるなんて凄いと思いませんか?
将来の膝痛の予防になる。
スクワットを真面目に取り組む事で、(膝の痛みの原因にもよりますが)将来の膝痛を予防する事が期待できます。
スクワットでは大腿四頭筋やハムストリングス等、膝関節に近い筋肉を鍛える事が出来、それらの筋肉が鍛えらると膝関節をしっかり支える事が可能になるからです。
意外と知られていないのですが、人間の関節は骨や軟骨だけではなく、周りの筋肉も支えています。
膝関節周辺の筋肉が細く弱弱しいと、筋肉で支える事が出来ずに、骨に大きな力がかかり、関節の形が変わったり、削れたりしてしまう事につながるのです。
筋肉を鍛えて、全ての膝痛の原因が解決する訳ではありませんが、膝の痛みを訴える女性の多くが脚が細く、脚の筋肉の使い方もうまくはない状態です。
スクワットを行う事で、少なくとも膝の痛みの1つの原因は解決できます。
膝の痛みに関しては年齢が高いほど発症する人が多いですが、痛み始めてからスクワットを行うのは無理がありますから、痛む前に(筋トレが出来る状態の時に)鍛えて膝痛を予防していきましょう。
スクワットの効果がある筋肉の部位は?
スクワットの効果がある筋肉の部位について、下記表にて整理してみました。
筋肉 | コメント |
脊柱起立筋 | 背骨に沿ってある筋肉です。姿勢をまっすぐに保つのに重要な働きをします。 |
大殿筋 | お尻の筋肉です。下半身のあらゆる動作に深く関わってきます。 |
大腿四頭筋 | 太ももの筋肉です。膝が痛い方はこの筋肉が弱く、使えていない場合が多いです。 |
ハムストリングス | 太ももの裏の筋肉です。下半身のあらゆる動作に関わります。 |
腹直筋 | お腹の正面の筋肉です。スクワットではメインのターゲットではありませんが、鍛えられます。 |
腹横筋 | お腹の横の部分の筋肉です。こちらもメインのターゲットではありませんが、鍛えられます。 |
ヒラメ筋 | ふくらはぎの筋肉です。ここを鍛えると全身の血流が良くなります。 |
腓腹筋 | ふくらはぎの筋肉です。ここを鍛えると全身の血流が良くなります。 |
スクワットの効果を更に高めるコツは?
ここまでスクワットの効果について説明してきました。
ここからはスクワットの効果を更に高める為に抑えるべきコツについて説明していきます。
同じトレーニングをするのであれば、少しでも効果が大きい方が良いですよね!
当たり前の事かも知れませんが、ぜひ左脳にしてみて下さい。
正しいフォームを意識する。
スクワットの効果を最大限に高めたいなら、正しいフォームを徹底的に意識して下さい。
スクワットに限った事ではありませんが、正しいフォームで行うからこそ、筋肉を正しく追い込む事が出来、鍛えたい筋肉に効かせる事が出来るからです。
もし、間違ったフォームでスクワットを行った場合、最悪の場合、膝や腰を壊すなどの怪我をしてしまう可能性があります。
例えば、よく言われるのが、スクワットの動作の中で膝をつま先より前に出さない事。
これが出来ていないと、膝に負担がかかり、正しくやれば大腿四頭筋を鍛えて膝への負担を軽減できるスクワットが、逆に膝を壊す原因にもなってしまうのです。
せっかくスクワットを頑張るなら、正しいフォームを徹底的に意識していきましょう!
重すぎる重量を扱わない。
スクワットを行う時は適切な重量で行い、重すぎる重量は控えるべきです。
フォームが乱れますし、事故につながるからです。
特にスクワットはバーベルを担いでいる態勢であり、重量を支えられなくなった場合、下手したらバーベルにつぶされてしまうでしょう。
スクワットは元々かなりキツイ種目ですから重量に拘らなくても、回数やセット数を調整する事で十分大きな効果を得る事が可能です。
重すぎる重量で行うのは止めておきましょう。
トレーニングベルトを使用する。
スクワットを行う場合、トレーニングベルトをなるべく使用しましょう。
トレーニングベルトを使い、腹圧を意識して行うと効果的ですし、背中を痛めるリスクも軽減できるからです。
トレーニングの最初(最低でも前半)に行う。
スクワットは非常に負荷が大きい種目なので、なるべくトレーニングの前半(出来れば最初)に行いましょう。
極端な話ですが、トレーニングの終盤にスクワットに取り組んでも、エネルギーを消費しきっている体では中々追い込む事は難しいでしょうし、事故にもつながりやすくなります。
逆にエネルギーをまだ消費していないフレッシュな状態でスクワットに臨めば、多くの筋肉を効率よく追い込む事が出来、効果的です。
この記事のまとめ。
スクワットの効果について「女性に嬉しい」という視点でまとめてきました。
スクワットには
- 基礎代謝が上がり痩せやすい身体になる。
- お腹が引き締まる。
- 美肌になる。
- ヒップアップする。
- 脚痩せする。
- 姿勢が良くなる。
- 冷えやむくみ、便秘が改善する。
- 将来の膝痛の予防になる。
というような効果があります。
女性はもちろんですが、男性にも嬉しいですね!
スクワットは脊柱起立筋や腹直筋・腹横筋なども鍛えられますが、主として大腿四頭筋や大殿筋、ハムストリングスなど下半身の筋肉を中心に鍛える事が出来ます。
スクワットの効果を最大限に得る為にも、
- 正しいフォームを意識する。
- 重すぎる重量を扱わない。
- トレーニングベルトを使用する。
- トレーニングの最初(最低でも前半)に行う。
といったポイントを意識していきましょう!